コロナ禍によりとんでもない破格になっていたらしい*1各種ホテルも2022年秋頃くらいから徐々に元に戻り……何なりコロナ禍以前より値上がっているホテルも少なくないっぽいな〜と一休を眺めている中で、比較的上がり幅が少なかった(というより予算内におさまった)プルマン東京田町に宿泊しました。
田町、日常生活において全くなじみのない駅……。以前仕事で一度訪れたようなないような、くらいでほぼ初めましてな場所でしたが、いわゆるオフィス街なんですかね??
ラウンジアクセス付きのプランで予約しました。+して全9階建ての7,8階?確約のようです。シャワーブースのみorバスタブ付きかどうかで金額が変わるようですが、お風呂へのこだわりがそこまで強い方ではないのと、ビューバスでもなさそうだったので、シャワーブースのお部屋に。
フロントでチェックイン(写真撮るの忘れた)。諸々説明を受けた際、自分が予約したプランだと1階レストラン「KASA」での朝食ビュッフェを利用する場合は追加料金がかかるとのことですが、チェックイン段階で利用希望すると少し割引されるとのこと。ラウンジでは朝の時間帯は簡易的なものしか出ないというブログ記事などを見ていたので、せっかくなので朝食をお願いすることにしました。
エグゼクティブラウンジでひと息
部屋に入る前に、ラウンジへ。アフタヌーンティーの時間だったので、スイーツのセットをいただきました。宿泊当時のレギュレーションではプレートで提供される形でした(本来ビュッフェ形式かどうかは分かりかねます)。アフタヌーンティーと聞いていたのでセイボリー系も用意されているのかな? と思っていたんですが、それがなかったのはちょっと残念。ただ、1品1品ていねいに作られている印象を受けましたし全部美味しかったです。
ナッツ類やドライフルーツ、おかき(お煎餅?)、チョコも少しいただきました。このお煎餅がめっちゃ好みの味わいで、どこのものなのか聞こうと思ったくらい(結局聞きそびれた)。ドライフルーツもちゃんとした味がした*2。
ひと息ついたところで、部屋に向かいます。
部屋の様子
29平米とややこじんまりしていますが、レイアウトなどがうまく設計されているため、広く感じます。導線もいい感じ。ベッドの寝心地は可もなく不可もなくでした。
シングルステイを想定している部屋ということもあるのか、ソファなどはなく椅子はこのデスクスペース部分のみ。こざっぱりしているの、嫌いじゃない。
水まわり、バスアメニティほか
レイアウトでいうと部屋の中央に洗面スペースが。そしてその奥にコーヒー用のカップとドリップコーヒーが置かれていました。
ドライヤーはPanasonicの中級モデルかな。このモデルで十分ではあるんですが、せめて上位モデルのものだとうれしいな……という気持ちにはなってしまう(最近はビジホでもこのモデル程度はデフォで入れてくることが多いので)。
バスタブなしの部屋にしたので、シャワーブースのみ。ビューバスでもない限り、個人的にはシャワーブースで十分だな……。またアメニティはアメリカのブランド「C.O.Bigelow(シー・オー・ビゲロウ)」で統一されていました。プルマンは元々ポンプタイプなのか切り替わったのか知りませんけど、最近ホテルのバスアメニティが環境配慮? などの観点からポンプタイプに切り替わるところも多いのですが、個人的にはハイエンド/ラグジュアリーホテルでポンプタイプだとちょっとテンション下がってしまうのが正直なところです。
ミニバーまわり
洗面スペース反対側に冷蔵庫、食器類などがうまく収納されていました。冷蔵庫内のドリンクは一休のダイヤモンド会員特典で無料に。種類は絞っていそう? に思いますが一人で一泊だと飲みきれないのでこのくらいがちょうど良かったりする。
普段は比較的よくルームサービスを頼む方なのですが、プルマンはほんと目と鼻と先に「ムスブ田町」がありふらっと入れるレストランの選択肢が多かったので、今回は利用しませんでした。レストランメニューもいただけるっぽかったのでホテルから一歩も出たくない人にはいいかも。
今回ちょっと残念だったのが、全客室標準装備だったというイリーのエスプレッソマシンが撤去され、ドリップコーヒーに変更になっていたこと。環境配慮の一環とのことですが、イリーのエスプレッソマシンを導入しているホテルは少ない(知ってる限りだとマンダリンくらい?)こともあり、ついに試せる〜〜〜と楽しみにしていたので、結構しょんぼりしました。ニュースとしてお知らせはしてあったようですが、いや、見ませんて……。(ネチネチ:公式サイトではまだゲストルームの「快適なご滞在のために」枠で【 イリー製コーヒーマシン】って書いてあるので、更新してほしい)
カクテルタイムも誰もいなかった……
部屋で少々のんびりしたところであっという間にカクテルタイムの時間に。17:30ごろに伺ったのですが、このときも利用者が自分ひとりだけという状況。日曜日の宿泊でしたが、そこまでいないことある? ってくらい過疎っていて心配になりました。え、嫌われてる?
ラウンジ利用できる部屋数はそんなに多くないはずではあるものの、びっくりするくらい自分が利用している時間帯に誰も来なかった……静かなのは良いんですけど、誰もいないとスタッフの視線が集中する(自意識過剰)ので、自分の他に2,3組くらいは居てほしい派です。
ソファとテーブルでのんびり……というよりもシュッと食べようくらいの気持ちだったので、奥の方のハイタイプのテーブル席を利用しました。このホテル、全体的に装飾や壁画がオシャレでうきうきする。
カクテルタイムの時間もプレート提供+おかきやドライフルーツなどがセルフでいただける形式でした。
ちゃんと手をかけている味がしました(語彙力ゼロ)。一番手前のローストポーク(だったはず)がくどくなく、食べやすかったです。あとお肉の下にマッシュポテトが添えてあって、ソースと一緒に食べると美味しかった! 飲み物はペリエ。
梅酒が美味しそうだったので飲むか飲まないかめっちゃ悩みました。が、体調考慮で断念。
小一時間ほどのんびりしたあと、がっつり晩ご飯はムスブ田町内のレストランでいただき、満腹故部屋に戻って早々寝てしまいました……毎回ホテルステイ、お部屋でのんびり作業しよう〜という気持ちでPCを持っていくんですが、8割ほどの確率で満腹になって何もできず寝てしまいます。
朝食は1階レストラン「KASA」で
朝です。朝食を食べに1階レストランKASAに向かいます。
肌感、客層の7割くらいが外国人ゲストかなという印象です。観光客っぽい方ほか、ビジネス利用でMTGしながら2,3人で朝食をとっているっぽいグループもチラホラ。ラウンジでは全く他ゲストとすれ違わなかったので*3運営的に大丈夫か? となっていましたが、宿泊客もちゃんと居たっぽい。よかったよかった。ただ宿泊者以外も利用できるようなので、朝食利用のみのグループもまぁまぁ居そうな感じ。それこそビジネス利用っぽいグループとかはそんな感じがした。あれ、大丈夫か?(2回目)
そんなこんなでレストランKASAですが、オープンキッチンで広々としていたのと全体のレイアウトや客層の雰囲気もあり、ちょっとした海外旅行を気分を味わえる空間でした(長らく海外行っていませんが……)。
朝食はビュッフェスタイル+メイン料理をオーダー式でいただけます。宿泊当時はまだ一応コロナ禍ということと、ラウンジがプレート提供だったこともあり朝食もセットメニューかなと思っていたのですが、宿泊したタイミングではビュッフェに戻っていました。個人的にはセットメニュー嫌いじゃないのですが、ビュッフェはビュッフェの良さがある。
オムレツにしました。
後でちょっと調べたのですが、プルマンブランドを運営しているホテルグループの本拠地がフランス(アコーホテルズって言うんだ〜へ〜〜)かつ、東京でこの系列のホテルがあまり多くない? みたいようなので、もしかするとこのホテルチェーンを贔屓にしている方々がここに集中するのかもしれないですね。
んで、フランス系ホテルなこともあってか? コールドミート、チーズ類がどれも美味しかったです。
ホテルでシリアル、結局一度も選んだことがないんですが、毎回気にはなるんですよね……。そんなに食べれなかったんですが、おかわりのときにフルーツは少しだけいただきました。朝からいろいろなフルーツが食べられるのはやはり良い。
洋食メインでしたが、和食も一通りはありました。あとなぜか小籠包も……。ほか写真を撮りそびれましたが、ジュース類も一通りそろっていました。コーヒーはポットで置いてありましたがカフェラテをお願いしたら出していただけました。
朝食後、ラウンジもチラ寄りしたんですが、他の宿泊記ブログで書かれている通り本当に簡易的なものしか置かれていなかったので、朝食お願いしておいてよかった……。
ビュッフェだとついつい食べすぎてしまう。当たり前のように満腹になり、チェックアウトまでのんびり。
再訪アリなホテルでした
冒頭の通り最近はホテルの高騰っぷりが半端なく、特にハイエンド/ラグジュアリーホテルに関しては一介のぺーぺー会社員がちょっとした贅沢で……と泊まれる値段じゃなくなってきている昨今ですが、ラウンジアクセス付5万円以内で安定的に宿泊できるのと、ホテル全体の雰囲気自体がよく、肌に合いました。せっかく泊まるならラウンジ付き一択という感じです。
当日宿泊した際に対応いただいたスタッフの方の距離感もていねいだけど押し付けがましくない雰囲気もあって、個人的に良かったです。細かい気遣いをしてほしかったり、あれこれと要望を出すことが多かったりする人からするとちょっと物足りなさを覚えるかもしれませんが、個人的には少しこざっぱりしているくらいが気が楽でして。
あと、全体的に食事が口に合ったのもよかったです。気負いすぎず、でもたまの贅沢だったり、とにかく非日常感を味わいたかったりするときにまた訪れたいホテルだなと思いました。次訪れる際には、せめてラウンジにあと2,3組居てくれ……!